床下湿気と換気(換気扇) ー シロアリ消毒と床下環境調査.工事店 エコたかはし

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床下換気(床下換気扇と換気口)と床下湿気




     ●
 床下換気

       床下湿気で、間接原因の一つは 床下内部の換気悪さ( 空気の滞留ーよどみ )です。

       床下内部の換気悪さの主な要因として、床下内部の基礎の閉塞性( 密閉状態 )、
       基礎の高低、外部通風口の数・大きさ・位置、敷地的環境等があります。

      床下換気扇の種類

       床下換気扇は大別して2種類あります。

       一つは、外周基礎の床下換気口から排気・給気させる床下換気扇です。
       このタイプは、従来からの換気口を塞ぐタイプ(既存床下換気口設置型ー従来型)と
       塞がないタイプ(ダクト型ー新方式)があります。

       もう一つは、床下内部に取り付け、風(換気)を各所に送る送風機です。
       こちらも2種類あり、換気口付近より吸引した自然外気を送風するタイプ(拡散型送風機)と
       床下内部の空気をよどまない様に攪拌するタイプ(攪拌型送風機)があります。

       いづれもタイマーで、1日約6時間前後を自動稼動させます。

    床下換気扇の設置と効果の有無

       床下換気扇設置は、在来既存建物が持っている床下換気・通風の悪さという構造的弱点を
       できるだけ補おうとする方法です。
       本来の弱点を全て改善するのでは無く、どちらかというと補助的要素が強い方法で
       根本的な解決には、なかなかなりにくい場合があります。

       現地や現場状況、建物構造( 基礎等 )等によって対処の仕方が全く異なります。
       特に換気口を塞ぐタイプ(床下換気口設置型ー従来型)では、
       効果が無いか、全く逆効果な場合があります。
       
       換気扇の性格上、換気扇吸入口付近に外気の取入口(通常は既存換気口)等がある場合、
       より近くの外気の取入口から吸入しようとする為、実質 近場でのみの局所循環換気となる場合が
       多々有り、事前の設置設計が必要です。 

       又、設置箇所においては、自然換気の流れや日当り、床下内部の基礎の閉塞状況、
       床下の湿気状況等を加味し 事前に注意検討する事が大切です。                         

      ● 攪拌型送風機の有効性

       床下換気の流れは、おおよそ川の流れの様に一本の筋状で移動しておりますので
       床下を広範囲に換気・よどみを無くす意味でも攪拌型送風機は、状況により
       (元来 自然換気があるか、ブロワー型換気扇・拡散型送風機等 併用等において)有効になります。       

       (全方向送風タイプは、風量が強く風向が360度自動回転し死角が無く広範囲に有効です)    

     ● 拡散型送風機の有効性

       拡散型送風機は、直接自然外気を吸引し送風する為、換気扇と攪拌型送風機との機能を併せ持った
       タイプといえます。
       この機能により換気口の無い箇所や、換気口から遠く換気が悪い箇所等への
       局所的送風機としての使用や、床下換気の中継地としての使用が有ります。

       (遠隔箇所への送風は、ブロワー型換気扇で代用できます)

     ● 通風口新設

       状況・内容によっては、床下内外の基礎に通風口( 床下換気口 )を新設する事も有効です。

     床下換気扇工事とシロアリ消毒

       床下換気扇工事は電気工事士の資格(国)が必要です。
       配線作業、端子・コネクタ接続、線ぴ(モール)取り付け、接地(アース)工事等において、
       電気設備技術基準による電気工事士の施工が必要となります。       

       基本的に床下換気扇工事と白蟻消毒( シロアリ防除 )は関係ありません。


    

床下換気(床下換気扇と換気口)と床下湿気の注意点



    床下換気扇設置による逆効果

       床下換気扇の動作は、自動タイマーで約6時間前後作動させますが、
       換気口を塞ぐタイプ(床下換気口設置型ー従来型)では
       残りの18時間が 床下換気口を塞いだ状態となり、従来の自然換気が妨げられ
       効果が無いか・逆効果になる場合がありますので注意が必要です。

       特に従来から床下換気口に自然換気が流出入している場合
       通風(床下の自然換気)が妨げられます。              

       メーカー(松下・東芝等)によっては、通風口の数・開口面積等を定めた建築基準法に抵触する為
       床下換気口設置型ー従来型を設置する場合、建築基準法を満たす換気口を設けるよう
       定めております。

    床下換気扇の局所換気と床下内部基礎の閉塞性

       換気口を塞ぐタイプ(床下換気口設置型ー排気型)では、主に近場の換気口から吸入する為
       局所による循環換気となります。

       特に床下内部基礎が閉塞性的で( 部屋事に区切られている )従来から床下換気が悪い場合、
       こうした状況下で、(床下換気口設置型ー従来型)を設置しても、その設置箇所周辺のみの
       換気となります。             

       一般的な家屋の基礎(布基礎)では上記の様な閉塞的な場合が多く 、
       この様な状況下では、できれば事前に床下内部基礎に換気口を設け
       ダクト型床下換気扇等で吸入口を 各換気口の床下中央に設置する事が重要です。 

     床下換気扇工事の注意点

       床下換気扇工事において 電気工事士以外で電気設備技術基準に沿わない施工では、
       漏電、感電他の事故が生じる場合も有りますので注意が必要です。

    ● シロアリ消毒(薬剤処理)と同時施工時の注意点

       白蟻消毒(シロアリ防除)等で、蒸散性の高い薬剤散布と
       床下換気扇工事(特に排気型床下換気扇)を一緒に施工した場合、
       しばらくの間は床下換気扇の作動と共に薬剤臭気が屋外に放出されますので
       建物周辺(近隣)への注意が必要です。